私は、その当時、学生でありながら毎日最低5時間はカフェのバイトに入っていました。
カフェといえば、ユニフォームとお店オリジナルのエプロンを着用するというのがお決まりのスタイルとなっています。
私の場合もユニフォームとエプロンを着用するようになっていて、普段はバイト中にケータイを持ち歩くなんてことはなかったのです。
ところが、その日は、ちょっと気になる用事があったので、常にケータイをエプロンの前ポケットに入れていたのです。
そして、私がドリンクの担当になった時、普通にこなしていたのですが、ある時、ホットミルクをエプロンにこぼしてしまったのです。
そこにはケータイがありました。
「うわ!」と、思いましたが、お客様がいるまでは見られず、お客様が去った瞬間にその場を一瞬去ると、何のボタンを押しても真っ黒、そのままケータイは故障して新しいものを買わざるを得なくなりました。